山へ行って来た。
思想に贅肉がついてきたので、贅肉を落とすため 山に入る。
川が在り、山が在り、郷土(くに)が在り、耕された田畑と(いったい何時、誰が鍬を入れ開いたのだろう。名も残さず。)そこに寄り添う人の暮らしが確かに在る。
自然に人は 癒される。自然にくるまれ、まるで俺は、赤子の様だ。有り難い。
いつも、かくも豊潤さをもって、自然は、俺をからめ捕り、命そのものを流し込んで来る。人間が、常に自然の一部で在る事(また、一部でしか無い事)に、恐れと感謝の念を想う。
(本題からいささか逸脱するが、「人間が自然・環境を保護する」!!?。何と言う不遜な言葉だろう。
人間には、自然を破壊も保護も出来はしないのに。この事に気付かない限り、「保護」の美名のもと、「人間にとっての環境」は、ますます破壊の速度を速めてて行くだろう。)
そうだ!足を2度踏み鳴らすんだ!叫ぼう!酩酊そのものの中から絞り出すんだ!
「俺は、何も知りはしないのだ。」「俺に聞くな。知らないのだ。俺は聞かなかったが、俺はそいつを見つけた。」
そいつだ。足を2度踏み鳴らすんだ。叫べ。「俺は、かろうじて、生きている!」のだと。
ずたずたに引き裂かれた、精神と肉体。それでも、「俺は、かろうじて、生きているのだ。」
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