循環の輪、先ずは人の輪から 其の弐



僕の住む清野は、山本勘助が海津城を築城した際、
人為的に千曲川を現在の位置に移すまでは河東線と同じラインを流れていた訳で、
つまり、河の底だったのです。
ですから、多くは砂状土の畑で在り(したがって長芋栽培に適します)、
春先の乾燥と春の突風で
  黄砂の様な状態になります。
ですが、全ての畑が一様にそうなるのでは無い事に、最近気が付きました。

なんでこんな話から始まるかと言うと、「循環の輪」に非常に関係が有るからです。

腐植が充分に入った畑の土は、
   微生物が土を団粒化し砂塵が舞い上がるのを防ぎます。
化学肥料に頼り堆肥を捨て去った畑は、多くの砂塵を舞い上がらせます。
それは、 肥沃な土地の砂漠化への第一歩と言えるでしょう。

どんな形にせよ、有機物を畑に還して行く事は、
  命有る畑を守って行くために欠かせない作業となります。

このために、僕らは鶏を飼い始めました。醗酵鶏糞の形で、有機物を土に還す為です。
先ずは、その「腐植」の話から始めます。




  


Posted by ぱーぷーぼうや at 18:53Comments(0)科学する

「循環の輪」、先ずは人の輪から  其の壱

僕はこのブログで
「本当に おいしい食べ物とは」
として、10篇程の連載文を書きました。

柔らかくて甘くて美味しい。

そんな単純な話では無い、
確かにそう云う思いが僕の中に在り、
それが、僕にとって不得意な「人に伝える為の文章」を、
  あそこまで書かせたのだと思います。

自然が教えてくれる言葉に耳を傾け、
  自然と調和し、生かされている事に気付き、
    奢る事無く柔らかに暮らす事が、人の暮らしでは無いのか。
そして其の、「人の暮らし」を抜きにした、其の事に立脚しない
「おいしさ」って云うのは何なんだろうと、今も思うのです。

でも、まだ、テレビから垂れ流されるのは、
  「柔らかくて甘くて美味しい。」なのです。

それの、具体的な話を再開したいと思います。
「循環の輪」、 少し真剣に考えてみたいと思います。


いきなりすみません。ミミズです。「循環の輪」にとって欠かせない生き物です。  


Posted by ぱーぷーぼうや at 18:14Comments(0)科学する

命が 地面から溢れ出します。!。



保科・菅平線で、「リョウブ」の説明をしている所です。

四季折々、山は僕を癒してくれますが 特に僕はこの新緑の山が
    大好きです。

命が地面から溢れ出します。まるで、命が爆発しているようです。  
そして其の命は、僕の中に、みんなの中に、 流れ込みます。

生かされている事に、感謝する瞬間ですね。

今回は、2ルートを回り、リョウブ、ハナイカダ、トリアシ・ヤマブキショウマ、ワラビ、黒ワラビ、イケマ、木の芽、オオイタドリ、ナルコユリ、マユミ、ヤブカンゾウなど紹介し、人数も少なかったので山を荒さない程度の採取もしました。  


Posted by ぱーぷーぼうや at 12:44Comments(2)山菜きのこ

「大地の卵」ハチの巣バージョン


卵質を観る為、「つま楊枝」を刺してみました。
とりあえず15本で止めましたが、まだまだ行けそうです!

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Posted by ぱーぷーぼうや at 15:11Comments(2)大地の卵

我々は、事を成らせる事が、出来るのだろうか。


「これで、いいのだ。」おいらは、いつもそう思って来た。

たいていの事は、いつもどうにかなる。

  常識の中に居る限りはね。でも、我々は其の常識の外に歩を進めてしまった。

努力もした。体も泣かせた。辛い譲歩もした。  だが、

それでも、言い張ろう。 「これで、いいのだ。」
僕らは、「真っ当」で在る事に、訣別したのだから。
「真っ当」が、けして、人を救いはしない事に、気が付いたのだから。
もっと言えば「真っ当」がまさしく、人を地獄に追い込む物だという事に気が付いたのだから。  


Posted by ぱーぷーぼうや at 21:46Comments(4)大地の卵