本当に おいしい食べ物とは 其の六

本当に おいしい食べ物とは 其の六



3 輪作・混作を大切にする事。自然が、「そうしなさい」と教えてくれています。

8月2日に「みぃたなぁ~」の方に「聞く耳持たぬ人」として書いたとおり、
自然そのものが、「輪作(混作)」が「とても大切な事だ」と、教えてくれています。

これまた、自分のブログのどこかで、
腐植(堆肥)だけで、全てが解決される訳では無い。とも書いています。

植物は、同じ物を同じ場所で作り続けると、連作障害と言うものが現れ、
それ以上その作物を作る事が困難になります。
作物の種類にもよりますが、多くは生育が悪くなり病気にも弱くなります。

30年ぐらい前、
キャベツやレタスの産地として有名な川上村は、このため、大きな被害を受けています。
(当時、20代の私は、その様子を現地まで見に行きました。非常に深刻な処まで来ていました。
   これを緩和するため、村を上げて「ミミズ」の養殖まで検討していました。
  ちなみに、ミミズのフンが いくらか連作障害を緩和してくれるとの事でした。
  堆肥もまたこれを緩和してくれますが、完全とはとても言えない事は当然です。
  次に書くはずの、立地条件も、根本対策にはなりません。)

「連作障害」を避けるための、只一つの方法は、実に簡単です。
単一作物の連作を、避けるだけです。本当、ただ其れだけで、また、他に方法は有りません。

どうしてなのか?聞かれても、僕は理由は解りません。ですが、解決策なら、知っています。
上記の通りです。
            すなおに、自然の言葉に耳を傾ければ良い。

農業指導員の皆さん方が、この指導をなぜしないのか!不思議ですが、これも私は知り得ない事です。
  例えば、「レタスの川上村」「リンゴの共和」の名が欲しいのでしょうか?
3年や5年は、誤魔化しも効きます。でも、それを作る人は50年の上暮らせねばなりません
単一作物の産地育成は、・・・、ですから、  「馬鹿げた行為」なのです。

百姓は、百菜作ってこそ、百姓と言えましょう。
 其の事に、気付き始めた農家さんが「本当の自分の作付け」を始めています。

農業指導員の「馬鹿話」に、付き合う程、百姓は馬鹿じゃないと言う事でしょうか。
  まあ、いまだにお付き合いしているお百姓さんも、いる事はいますけれども・・・。

堆肥と共に、輪作を抜きに 農業を語る事は出来ません。



  




 




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Posted by ぱーぷーぼうや at 19:13│Comments(0)凄い野菜
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